■ 来歴
シンオウ地方の辺境、アルセウスを神として崇める信仰深い村で生まれる。
しかし、村の因習により幼い頃に“神への供物”として生贄に選ばれ、瀕死の重傷を負う。
死の淵を彷徨う中で左目が「心眼」として覚醒し、死者の魂を見る霊視の能力を得る。
この体験により強力な霊能力を持つようになるが、同時に村への激しい憎悪を抱くようになり、覚醒した力で村を滅ぼし、自らは逃げるように本州へと渡った。
■ 本州での生活
本州では霊媒師として細々と日銭を稼いでいたが、やがて手っ取り早く金を稼ぐ方法として、自ら霊を呼び出して騒動を起こし、それを除霊して報酬を得るという、いわゆる“マッチポンプ除霊”を始める。
その手口で各地を巡るうちに、「凄腕の霊媒師」として名が広まり、悪徳霊媒師としての道を進むこととなった。
■ キタカミの事件
ある日、キタカミの里を訪れたゴウトクジは、「里近くの森に邪悪な霊が潜んでいる」と持ちかけ、里長に高額の謝礼を要求。
だが、偶然その様子を見ていた旅の武闘家・オトコヤマと、キタカミの鬼・鬼叉姫が不審に思い森を訪れると、そこで霊を呼び出すゴウトクジの姿を目撃。
彼は「見られた以上、生かしてはおけぬ」と二人に襲いかかるが、返り討ちに遭い、悪事は未然に阻止されることとなった。
■ 現在
事件以降も性懲りもなく各地を巡り、マッチポンプ式の悪徳霊媒師として活動を続けている。
しかし、最近では悪事を働こうとする度に謎の第三者に阻まれることが増え、商売がうまくいかないことも多い様子。
■ 性格・性質
欲望に忠実で、酒・女・ギャンブルをこよなく愛する堕落した生活を送っている。
しかし、ひとたび「仕事モード」になると、威厳に満ちた雰囲気を醸し出し、説得力のある言葉で依頼人を引き込むなど、表裏の激しい性格の持ち主。
そのギャップもあって、どこか不思議な存在感を持つ。
名前 | ゴウトクジ(豪徳寺) |
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身長 | 210cm |
体重 | 150kg程度 |
年齢 | 30代前半 |
職業 | 霊媒師 |
趣味 | 飲酒、女遊び、賭け事 |
得意 | 霊視、降霊術、依頼の交渉 |
苦手 | 力仕事、力比べ、瓶の蓋を開ける |
好きなもの | 金品 |
嫌いなもの | 因習、オトコヤマ、鬼叉姫 |
一人称 | わしまたは俺・俺様、顧客に対しては私または自分 |
二人称 | お前、貴様 |