ヒカゲは、現代に生きるフリーランスの忍者だ。
どこかの里に属しているわけではなく、暗殺・諜報・破壊工作・護衛・傭兵・クエスト同行など、依頼があれば何でもこなすいわば万能の便利屋として活動している。
ただし、ひとつだけ問題がある。
彼女、隠密があまり得意ではないのだ。変装は下手、環境に溶け込もうとしても違和感が拭えず、周囲から浮いてしまう。
しかし、そこは幼き頃から忍びとして仕込まれた戦闘術でカバー。見つかっても、そのまま力技でねじ伏せてしまうスタイル。
「見つかっても、消せばいい!!」
彼女の戦闘能力は非常に高く、スピードと武器の扱いに関しては右に出る者はいない。
特に手裏剣、クナイ、鎖鎌、分銅などの古風な武器を得意とし、それらはすべてスカートの下から無限に取り出される。
中がどうなっているのかは誰にも分からず、謎に包まれた武器庫のようになっている。
さらに、水遁の術にも長けており、水を利用した搦め手も得意とする。
名前の「ヒカゲ」は、内に目覚めた力が“炎”であったことに由来しており、炎と影を背負う者としてその名を授かった。
趣味は武器収集。時代も地域も問わず、あらゆる武器に興味を持っており、彼女の家はもはや武器庫そのもの。
壁にも床にも天井にも、武器がぎっしり格納されている。
そんな彼女の将来の夢は、お嫁さんになること。
そろそろ年頃ということもあり、最近は婚活にも本腰を入れている。
パーティーやお見合いなどにも積極的に参加しているが、これがなかなかうまくいかない。
見た目は決して悪くない。
しかし、生活の隅々にまで染みついた“忍者らしさ”が、恋愛の場では致命的に響いてしまう。
自己紹介でうっかり武器の話をしてしまったり、初対面で天井裏からのエントリー、忍び足で接近してしまったり、所作の一つひとつがどうしても“忍者”になってしまうのだ。
「あまりにも忍者すぎる」
そんな理由で、婚活はことごとく破談続き。
それでもヒカゲは前を向く。
忍の道と花嫁道、その両立は難しくとも、不可能ではないと信じている。
武器の手入れも、お肌の手入れも、どちらも本気。
戦場でも、恋の場でも、彼女は今日も全力だ。
名前 | ヒカゲ |
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身長 | 167cm |
体重 | 52kg程度 |
年齢 | 28~32くらい(不詳) |
職業 | 忍者 |
趣味 | 武器収集 |
得意 | 投擲術、水・火遁術、武器の知識 |
苦手 | 隠密・変装 |
好きなもの | せんべい、時代劇、恋愛映画・マンガ |
嫌いなもの | 背後をとられること |
一人称 | 拙者(ござる口調なんで) |
二人称 | お前、~氏(うじ)、~殿 |