時は戦国。
天下分け目の決戦の折、「無敗の武将」と名を馳せた独眼竜カチドキは、最後の戦へと身を投じていた。
だが、戦いの火蓋が切られたその瞬間――突如、戦場を覆う激しい閃光。
その光の中で、彼の姿は忽然と消えた。
原因は、遠い未来に存在する「パルデアの大穴」に設置されたタイムマシンの暴走。
かくして、伝説の武将カチドキは現代へと召喚されることとなった。
歴史の教科書に名を残す、あの偉人として。
しかし実際の彼はというと――争いごとは極力避けたい、小心者だった。
本当は田舎で静かに農業でも営みたかったのだ。
だが、彼の誠心誠意の土下座こそが、迷いなき「土下斬」の太刀筋を生み出してしまった。
敵陣に赴き、心からの謝罪を述べ頭を下げたその瞬間――気づけば敵将が絶命している。
本人にとっても、まったくの予想外である。
その結果、数多の猛者を討ち果たしてしまい、「無敗の武将」として祭り上げられてしまった。
現在、そんな彼は戦乱とは無縁の学園都市で、つつましくフリーター生活を送っている。
デリバードポーチや学園購買部でのアルバイトをこなしながら、慎ましくも平和な日々を過ごす毎日。
その古風な口調や、現代社会の常識に疎い立ち回りで周囲を困惑させることもしばしば。
だが、穏やかな人柄と「波風を立てたくない」という強いスタンスのおかげで、なんとか上手くやれているようだ。
なお、非常に押しに弱く、周囲の流れに身を任せがちである。
名前 | カチドキ |
---|---|
身長 | 182cm |
体重 | 75kg程度 |
年齢 | 28歳 |
職業 | フリーター(元武将) |
趣味 | 時代劇鑑賞…自身の知るところとの差異を楽しむらしい 武将ステッカーのコレクション 「オダ殿のレアホログラム…拙者、拝める日が来ようとは…」 |
得意 | 謝罪 異様に丁寧な謝罪メールを書く。社内でも伝説。バイト先に「謝罪テンプレ」として保存されている。 地味な作業の継続、剣術 |
苦手 | SNSとスマホ、カフェでの注文 |
好きなもの | 白米と漬物、和菓子、折り紙、こたつ |
嫌いなもの | タッチパネル |
一人称 | 拙者・某 |
二人称 | 貴方・貴殿 |